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出典: Anat1Wiki
京都大学大学院医学研究科 生体構造医学講座 形態形成機構学教室 三浦研究室
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お知らせ
- 2012.5.28 日本発生生物学会 若手ジョイントセッションで金沢大の澤武さん(共同研究者)が口演発表します。"Modelling wave propagation dynamics in MDCK wound healing assay"
- 2012.5.29 日本発生生物学会で今村が口演発表します。"Mechanical modeling of the cell-cell interaction on the self-organization of the tooth germ."
- 2012.5.30 日本発生生物学会で共同研究者の杉原さんが口演発表します。"A novel mathematical model of angiogenenic morphogenesis: importance of tip cell dynamics." 三浦がモデリング部分でお手伝いしています。
- 2012.5.31 日本発生生物学会で三浦が口演発表します。”Visualizing morphogen diffusion dynamics during lung branching morphogenesis in vitro.”
- 2012.6.16 三浦がEvoDevo若手の会(基生研)で講演をします。
- 2012.6.18 CiE2012 (Alan Turing生誕100周年記念学会)で三浦が発表します。"Slow and steady wins the race: relationship between accuracy and speed of Turing pattern formation"
- 2012.7.2 大阪大学 近藤滋先生のセミナーを行います。
- 2012.7.10 理研CDBサマースクールで三浦が講義をします。「シミュレーション基礎:反応拡散を使い倒す」
- 2012.7.23 三浦が FASEB meeting "The Lung Epithelium in Health & Disease"で発表します。
はじめに
我々生物の体は不思議な形をしています.この形がなぜできるのか、その成り立ちを調べるのが発生生物学という学問です.一つの形のない受精卵が細胞分裂や分化を繰り返しながら体の形を作り上げていく過程は神秘的で、多くの研究者を引きつけてきました.現在、分子生物学の成熟によって、特定の発生現象に関与する遺伝子名の長いリストはできていますが、それによってなぜ形ができるのか、原理はまったくわかっていません。
我々は、発生生物学の実験的な道具と、応用数学の数理的な道具を組み合わせて、この原理の解明に迫ります.
"Discover principle"
生物学は、他の科学の諸分野と比べて、基礎方程式が確立されていません.とくに生物の形づくりの分野は、形そのものが複雑で、その定義すら数学の立場からははっきりしない事が多く、式を立てて考えるという発想がほとんどありません。我々は、応用数学のパターン形成の分野で用いられている反応拡散系という道具を使って、生物の形の出来上がる仕組みの原理をきちんと理解する事を目標とします.
分野を創る
数理という眼鏡で生命現象を観て、その原理を理解する研究は現在急速に進行しています.トップダウン的にはCREST, さきがけ、新学術領域等の多くの大型予算が立ち上がっています。ボトムアップ的には定量生物学の会、細胞を創る会などの若手研究者のネットワークが自然発生的にできあがってきています。その結果、研究員レベルの求人が急速に増えており、人材の供給が需要に追いついていない状態です.この生物学の新しい流れを自分で作り上げてみたい、という、意欲的な若者の参加を歓迎します.
